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タカオカ眼科のブログ
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加齢性黄斑変性症
網膜はフィルムに例えられますが、網膜の一番中央にある黄斑部がものを見る中心になります。 この中心部である黄斑部が障害されるのが、加齢性黄斑変性症という病気です。 加齢黄斑変性症は、失明原因の第4位で、高齢者人口の増加に伴い患者数が増加しています。 患者数は男性に多く、喫煙や、紫外線が関与しているとも言われていますが、はっきりした原因はわかりません。

●主な症状
  ☆変視症(見たい部分が歪んで見えます。)
  ☆視力低下
  ☆コントラスト感度低下(全体的にものが不鮮明に見えます。)
  ☆中心暗点(見たい部分が暗くなって見えます。)
●治療法について
  ☆抗血管新生療法;体の中には、脈絡網膜新生血管の成長を活性化させるVGEF(血管内皮増殖因子)という物質があります。 このVGEFを押さえる薬液を硝子体内に注射することにより、新生血管の増殖や成長を抑制する治療法で、最も効果的で、頻繁にされている治療法です。
  ☆光線力学療法;光反応物質を体内に注射した後、病変部に弱いレーザーをあて、薬剤を活性化させ、新生血管を退縮させます。
  ☆レーザー光凝固術;新生血管をレーザーで直接焼き固める治療法です。 新生血管が、中心窩に無い場合の治療法として、確立されています。
早期発見、早期治療がこの病気の予後を左右しますので、上記のような自覚症状がでましたら、早めの眼科受診をお勧めします。

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[2014/11/13 18:04] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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